【ホタルイカ】
10月8日は父の命日です。
13年前、父は玄関先で倒れ、そのまま逝ってしまいました。
それ以降、10月の連休は毎年お墓参りをしています。
父の墓は、母の故郷、滑川市にあります。
滑川市といえば、ホタルイカ
春には漁も体験することが出来ます。
あの幻想的な光の下には、厳しい自然の摂理があります。
そして、それを受け入れ、その小さな命を全うする
小さな光の発信が、その大切さをわたしに届けてくれる、
そう思えるのです。
ホタルイカは富山湾に産卵のためにやってきます。
富山湾に押し寄せるのは、
そのほとんどが腹に卵をもったメスです。
オスは数千尾に1尾しかいないらしく、
オスははメスよりもやせていて華奢、
メスよりも早く死ぬそうですが、
メスと別れた後、オスは何をしているのか、
どこでどうなるのかはあまり知られていません。
産卵期のメスは昼中は海底で生活していますが、
夕方から夜中にかけて浮上し産卵します。
そして、産卵により力尽き、
あるいは、潮の満ち引きによって沖に戻れず、
浅瀬で浮遊しているホタルイカ
小さな光でも、一生懸命に輝き続けること
そして、その光が集まれば、それは大きな光になること
そんな発信をサポートしていきます。