わたしの中のインナーチャイルド

性格や思考のクセは、環境によって作られる。

わたしには時々、自分の本音が分からなくなるときがある。

あるいは「本音かどうかも分からない」

そう言ったほうが正しいのかもしれない。

いつからそうだったのだろうか?

そう考えたとき、

わたしの中のインナーチャイルドが騒ぎはじめる。

以前にも書いたが、

幼少のころ、わたしは長い間入院生活をしていた。

入院生活自体がイヤだった記憶は無い。

今でも布団やベッドの上のほうが落ち着くのは、

入院生活が当たり前だったからだと思う。

病室は大部屋だったので、必ず誰かと一緒だった。

そして、夜には父がきていた。

消灯時間、わたしが眠るまで、ずっと見てくれていた。

ある夜、何故か真夜中に目が醒めてしまった。

当然、父は居なかった。

真っ暗な部屋で、急に寂しさを感じ、

わたしは泣き出した。

そして、大声で泣きながら、病室を出て、父と母を呼んだ。

当直の看護師さんが飛び出してきて、

わたしをなだめすかそうとした。

でも、激情は止まらなかった。

ただ、ココロの片隅で、

「自分は分からず屋で周りを困らせている」

っていう罪悪感が芽生えてきたのを覚えている。

結局、病院から家に連絡があり、父が駆けつけてきた。

そのことで、怒られた記憶はない。

数日後、今度は父が帰ろうとしている気配で目が覚めた。

さすがに、二度目は許されないだろう!

わたしは、布団に潜って寝たフリを続けた。

父が帰ったあと、布団の中でわたしは泣いた。

幼い子どもが親に甘えるのは当然である。

何故、まだ起きてるよ!って言えなかったのか?

何故、許されないと思ったのだろう?

何故、自分の中で勝手にルールを作ってしまったのだろう?

何に遠慮をしていたのだろう?

今でも「本音かどうかも分からない」

そう気づいたとき、

わたしは見えない何かに、

また遠慮をしているのかもしれない。

※インナーチャイルドについての以前の記事はこちらから

「自分を癒す空色(なみだ色)日記」

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