学生時代は「想い出」と呼べるほどまだ遠くはないのですね。
久しぶりに同窓生が集まりました。
数十年ぶりの再会なので、
ほとんど誰だかわかりません。
でも、名簿を眺めたり、
話している間に、どんどん当時の記憶が蘇ってきました。
不思議なことにポジションも同じだったりします。
中心的な存在は、今でもやっぱり中心的。
もしかしたら、今ある環境は全然違うのに、、
その時代のポジションにいる。
みんなもそれを受け入れている。
そして、気持ちも、感覚も
学生時代に還ってるのかもしれません。
感覚の再生
そんな言葉がふっと浮かびました。
懐かしい音楽を聴いたとき、
懐かしい場所に立ったとき、
懐かしい風が吹いたとき、
鮮やかに蘇ってくる思い出があります。
郷愁(ノスタルジック)です。
心惹かれる「何か」があるのです。
大切にしてきた「何か」があるのです。
それを思い出したくなるのです。
そして、それは、多分今も追い求めているのです。
それが「何」だったのかを知ったとき、
そして、「何故」大切にしていたのかを思い出したとき、
それはもう、「想い出」と呼べるはずです。
学生時代というのは、「想い出」と呼べるほど、
まだ遠くはないのだと思いました。