光のある方向
先日、不注意で事故を起こしてしまいました。
事故の瞬間から全ての時間が止まったように思います。
心の痛みに呼応するように体も痛み、
起き上がることも出来ない日が続きました。
今、ようやく、気持ちが前に歩き出そうとしています。
心の進む方向は2つです。
光へ向かうか、闇へ向かうか。
早く明日が来ればいい。
これは、光に向かうほうだと思います。
もうイヤだ、明日なんかこなくていい。
これは闇に向かいます。
心が闇にむいた瞬間、
心は進むのを止め、内にこもります。
でも、それは生物的にもとても不自然な行動です。
すべての生物はある程度の治癒能力を持っている。
それは、心の傷だって同じです。
傷が癒えれば、気持ちは光へ向く。
それが自然の理です。
そこに何か障壁があって、気持ちが闇へ向いたままだと、
当然、どこかに無理がある。
気持ちを歪めてしまう。
そう思うのです。
どうしようもない状況で、
不安で一杯のとき、
心は光を捜し求めている。
光を探そうという気持ちがある限り、
どんなに時間はかかっても、
人は立ち直ることができる。
そう信じています。