本心からの想いがあれば、「あなたのため」と言う必要はない。

「誰かのため」という言葉は本心ではない。

本当は自分がラクになりたいだけなのだ。

もちろん、それは自分でも気づいている。

ただ、自分のためだというと身勝手に思えてくる。

何となく、後ろめたい気持ちになる。

だから、

「あなたのために、あなたのことを思って言っているんだよ」

と自分自身に言いわけしているに過ぎない。

また、最近は

アイメッセージ、ユーメッセージというように、

都合のよい言葉も生まれてきた。

ああしててほしい、こうしてほしい、と言うよりも、

「わたしはこうしてくれれば、うれしい」

「わたしは、こうなればいいと思っている」

そのほうが伝えやすいらしい。

これがアイメッセージだ。

でも、それも体裁に過ぎない.

「わたしはもう、これをしたくない」

「わたしは、これがしたい」

というのがホンネだ。

 

「あなたのことが心配だ。」

と言うよりも

「心配ばかりさせないで。」

このほうがずっと素直だ。

ずっと正直だ。

だから、無理に言葉を選ばなくてもいい。

体裁を整えなくてもいい。

身勝手でもいい。

思ったままを言葉にすればいい。

そうすれば、自分の気持ちを受け入れることが出来る。

「連絡がなかったから、心配してたよ」

と言うよりも

「声が聴きたい」

素直にそう言えばいい。

そうすれば、自分の気持ちを受け止めることが出来る。

そしてその言葉の中に、

「本心からの想い」があれば、

その想いは必ず伝わる、必ず届く。

そして、それが「誰かのため」になる。

でも「本心からの想い」

これが案外見えていない。

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