命の煌めき
命の煌めき
わたしたちは日々を当たり前のように過ごしている。
朝、当たり前のように起き、
当たり前のように職場に行き、
当たり前のように家に帰る。
朝には当たり前のように、夜がくると思い、
夜には当たり前のように朝がくると思う。
だから、これがどんなに特別なことなのか、
気がつかないのである。
でも、そういう毎日が続くことを、
誰が保障してくれるのだろう。
当たり前の日々が続くことを、
何故信じられるのだろう。
わたしたちがまだ幼かった頃ころは、
明日もいいことがあればいいなと思っていた。
明日こそはがんばろうと思っていた。
その日その日を夢中で過ごしていた。
当たり前な日だなんて考えもしなかった。
それが生きることだと思う。
今を一生懸命いている人たちは
輝いている。
それが命の煌めきだと思う。