わたしの仕事は「書」ことではなく、一人ひとりの言葉を「読む」ことだった。
最近気付いてしまった。
わたしのミッションは「読む」ことだった。
人の言葉を読み、
人の想いを読み、
それをその人に伝える。
例えばライティングセッションでは、
その人が、書いた言葉を読む。
言葉の下にある、本当に伝えたい想いを掘り起こす。
情熱発信カフェでは
その人たちの言葉を読む。
そして、今一番熱い気持ちを掘り起こす。
その想いに一番響く言葉を添える。
心がほんのりする言葉、
視点を変える言葉、
モチベーションが上がる言葉、
自分を見つめる言葉、
言葉から想いを読むので、
心の温度の上げ方がわかる。
それが、わたしのミッションだった。
でも、わたし自身の想いは誰が読むのだろう?
結局それを読むのもわたしなのだ。
だから、わたしは文章を書くのだろう。
自分自身の言葉を読み、
自分自信の想いに耳を傾け、
自分自身に寄り添い続ける。
わたしにとって「書く」とはそういうことなのだ。