新しいステージへ
情熱採掘日記の内省に、
違和感を感じる場所というのがある。
そこから気づいた想いを書いてみた。
わたしは、
「周りの人たちが同じような会話をしている場所」
「同じような価値観を持っている人が集まっている場所」
そこにいると、違和感を感じる。
誰が言っても同じ言葉、
誰が言っても同じ意見、
人とは同一性を好む性質を持っているとも思う。
だから、自然と似たような感覚を持っている人が集まるのかもしれない。
でも、個を隠して何の意味があるのだろう?
自分たちの価値だけを確かめ合って、そこから何が生まれるのだろう?
そこに激しく違和感を感じる。
ファミレスが居心地よく感じるのは、
そこは全く混じり合わない人たちの場所だからもしれない。
ひとりのほうがいいと思えるのも、
誰も知る人のいない場所に生きたくなる。
そこは完全な「個」になれるからだろう。
だから、
そこが慣れ親しんだ場所でも、
たくさんの想い出がある場所でも、
仲間が集まる場所であっても
違和感を感じ始めると、わたしの居場所はない。
場所もわたしも、そこをもう必要としていないのだと思う。
違和感を感じた時こそ、
新しいステージに立つときかもしれない。