スポットライト

初めて舞台に立ったのは小学生の時だ。

5、6年生と演劇クラブに所属していた。

高校でも演劇部に入部

短大時代には、近くの大学のサークルに入部、

卒業してからも、数年は社会人劇団に所属していた。

結構、演劇とは長年付き合っている。

演者も楽しかったけど、

裏方はさらに楽しかった。

無職のキャンパスに色をつけていく、

その感覚が面白かった。

また演劇人には個性的で、表現豊かな人が多い。

その中にいるのも楽しかった。

初めてステージに上がったとき、

最前列の座席と距離が近かったのに驚いた。

知ってる顔があると、

練習中でもテレて吹き出してしまう性格なので、

本番が心配だった。

でも、いざ本番、

実際にステージに立ってみると、

照明が当たれば、最前席はステージしか見えない。

自分にスポットライトが当たれば、

周りの景色が見えなくなる。

そして、より明るくなれば、

さらに遠くしか見えなくなる。

だから、周りが騒がしく感じる時、

周囲の様子ばかりが気になる時、

視野が狭くなっていると感じる時、

自分の想いもスポットライトの中にいないのかもしれない。

そういう時こそ、想いを真っ直ぐに見つめようと思う。