「ペンは剣よりも強い」
「ペンは剣よりも強い」
わたしの大好きな言葉の1つです。
そして、この言葉は、
以前からいろいろなシーンで使われてきています。
マスコミは、
大衆の声は、権力者にも勝る、
そういって、世論を煽動してきました。
また、真実を記録として後世に残せるのが、
ペンの力だという人もいます。
現代では、情報を制する、といったところでしょうか。
ネット上にはさまざまな言葉が情報として溢れています。
ただ、もともとの意味は
「権力者の一筆のサインは、多くの兵に勝る」という
西洋の戯曲の1節だそうです。
そして、わたしの解釈も、
少し違っています。
わたしもペンは剣よりも強いと思っています。
そして、同時に剣の持つ強さも欲しいと思っています。
ペンは言葉を表すための道具です。
つまり、わたしの求める強さとは、
ペンではなく、言葉の強さです。
まがい物やまやかしを一刀両断する強さ、
迷いや弱気を振り払う強さ、
自分自身を真っ直ぐに映す、曇りのない輝き、
そういった強さが欲しいのです。
誰もが自分の中に葛藤を持っています。
毎日、自分の中の何かと戦っています。
埋もれてしまいそうになる、日々の喧騒、
なかなか見えてこない、明日や未来。
油断すれば、背を向けて逃げ出しそうな自分自身、
それでも、前に進みたいと思えば、
そういう自分と戦い続けるしかない。
「言葉」はわたし自身の持つ唯一の武器です。
「ペンは剣よりも強い」
わたし自身、言葉の力を信じ、
前に進んでいきたいと思っています。