本をつくるということ

「ときのまにまに」を出版したことにより、
何となく「本づくり」というものが分かってきた。

著者、編集者、出版社の3人がそれぞれの役割を持っている。

出版社は商品として出すのだから、売れるように作る。
編集者は本としてのカタチを成すように作る。
著者はただ想いを伝えたくて書く。

ブログだけを書いているのであれば、
著者でいい。

編集はホームページやブログのテンプレートを使っている。
フォントやスタイルはある程度決まっている。

電子書籍もそれに近いモノがある。
フォントの種類や大きさ、これは電子書籍ソフトにより異なるから、
こちらで決めることはない。

でも、プリント本はそうではない。

わたしは今回は樹子出版という形をとった。
(※自己出版と自費出版は違います)

だから、著者と編集者という2者の立場が必要だった。

ただ想いを書き綴るだけではなく、
「ストーリー性」や「読みやすさ」などを考え、
目次や、フォントや文字の大きさや行数、ページ割などを決めた。
そして書籍というカタチにした。

これが「本づくり」だ。

今まで数多くの本を読んできたが、考えもしなかった。
一読者として、純粋に楽しんできた。
そして、自分もそういうものを世に出したい、
ずっと考えてきた。

ようやくそれをカタチにしたのが、
今回出版した「ゆめのまにまに」だ。

もちろん書籍としては未熟な所ばかりだ。
「何故?」とか、「えー?」とか、「これは何?」が何カ所もある。
「商品」としても未完成かもしれない。

でも、中に書かれているのは紛れもなく「わたしの姿、わたしの想い」である。
そして、このカタチに創り上げたのも、「わたしの姿、わたっしの想い」だ。

著者の想い、編集者の想い、この2つを持ち続けることにより、
今後のモノ書き活動にとっても大きな力となったと信じている。

本は売るために書くわけではない。
書籍というのは読んでもらうためにある。

この想いを忘れずに、これからも書いていきたいと思う。

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