家灯り

冬の夕暮れどき、

雨や雪が降っている日は

家灯りが心に染みる。

帰宅時間が遅かったり、

家族が減ってきたりで、

家灯りの数がずいぶんと減った気がする。

住宅地に見える灯りは、

まばらだ。

クルマのライトの方が多い。

それでも、

一つ、また一つと家灯りがつくと、

温かい気持ちになる。

多分、それは人の温もりだ。

灯りのあるところには、

必ず人がいる。

それが分かるから、

あの灯りが温かく感じるのだろう。

頑張っているのは自分だけじゃない、

そう思えるから、

心に染みるのだろう。

わたしの部屋の灯りも、

誰かかの心を温めているのかもしれない。

そう考えると、

生きているのも悪くないと思える、

そういう温もりが、

もっと広がればいいと思う。

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