変わりたい人と、変わりたくない人と。
世の中には、
常に変わりたいと思っている人と、
変わりたくないと思っている人がいる。
変わりたい人は、
今のままの自分いやだとか、
もっともっと向上したいとか、
本当の自分はこんなんじゃないとか、
いろいろ考える。
変わりたくない人は、
変化を好まず、
失いたくないとか、
今の自分や環境を守るため、
これ以上悪くならないようにと、
いろいろ考える。
でも、不思議なのは、
変わりたいと言葉に出す人ほど、
行動が見えず、
変わりたいとは言葉に出さない人ほど、
静かにどんどん変化している。
先日、
久しぶりに言葉を交わした友人がいた。
彼女の生活は、数年前から、
何一つ変わっていない。
あきらめたように、
「何にも変わらんわー」という彼女に、
「本当は変わらなくてもいいって思っているんじゃない?」と言うと、
「そうかも」、言葉が返ってきた。
変わりたい人は、変わっていけばいい。
変わリたくない人は、そのままでいい。
どちらも自分で選ぶ生き方だ。
ただ、変わりたいと思っているのなら、
どうなりたいのかを、
変わりたくないと思っているのなら、
何を恐れているのかを、
少し考えてみるだけで、
案外想いは見えてくる。
無理に言葉にしなくてもいい。
でも、本当に変わりたいのか、
本当は変わりたくないのか、
もう一度自分自身に問いかけてみよう。