気持ちを書き出す、気持ちを片付ける
気持ちを書き出す。
それは部屋を片付けることに似ている。
部屋を片付けるとき、
あるものを全部出す。
その中で、不要なモノ、必要なモノ、を仕分ける。
そして、まだ使えるかどうか、傷みがないか、チェックする。
これが先日のブログでも書いた「整理と精査」だ。
でも、お片付けの理由はそれだけではない。
忘れていた大切な何かを思い出させてくれる。
例えばこどもの頃の宝箱。
楽しい思い出のいっぱい詰まった絵日記。
懐かしいアルバム。
捨てるに捨てられなかったもの、
見ないようにフタをしていたもの、
そういったモノも出てくる。
目に見えるモノだけを片付けても、意味はない。
いつも思っていることだけを書いても、
本当の意味で書き出すことにはならない。
埃にまみれていても、色褪せていても、
古ぼけていても、
心の中に残っていた想いを取り出すことにより、
いろいろな気付きや、新しい想いが生まれる。
それが片付けることによる成果だと思う。