内省は氷雨の音を聞きながら。

雨の日は、心が沈む。
冬の雨は、躰がシンまで冷えて、
心は萎縮する。

特に夏生まれ、海育ちのわたしは、
太陽が出ていないと、
活動的になれない。
モチベーションが上がらず、
思考停止してしまう。

そういう日は思い切って予定を入れない。
休みの日は一日中家に篭る。
深くも考えない。
どうせ考えても、答えなんて出ない。
ロクでもないことばかり考える。

だから、雨音聴くことに集中する。
音楽のように、
心臓の鼓動のように、
そっと耳を傾ける。
すると何故か心が落ち着く。

以前はそうでもなかった。
うるさいと思ったり、
ただ寒がったり、
憂鬱になりがちな気持ちを持て余していた。

でも、わたしは太陽が好きだ。
青空が好きだ。
陽光がわたしの元気の源だ。
だから、雨や曇りの日は、
元気が出なくて当たり前。
無理に動く必要はない。
その分、青空が出ている日に頑張ればいい。

そう決めた瞬間、
それはそれで、雨の日も待ち遠しくなる。
だってその日は瞑想する日、
内省する日、とことん自分と向き合う日だ。

わたしは書くことで自分と向き合う。
最初の言葉を探す。
今、何を思っているだろう、と
気持ちを探る。

例えば、今回の新型コロナウイルス、
自分はどんなふうに感じているのかを考える。
不安なのか、恐怖なのか、危機感なのか。
それとも、他人事なのか、過信しているのか、
正直な気持ちを考える。
そして素直にそのまま言葉にする。

少し気持ちが軽くなる。

氷雨の降る日は、自分と向き合う日である。