3月11日、この日を忘れない

風に揺れる弔旗を見た。
今日は「あの日」なんだと改めて実感。
胸にくるものがあった。

わたしたちは、情報慣れしてしまっている。
毎日、いろいろなニュースが流れる。
最近はコロナウイルスの話題ばかりだ。
でも、毎日、聞きすぎて、
心が慣れてしまっている。
感染者の数も数でしかなく、
自分がこの中にカウントされるかもしれないなんて、
そういう考えが麻痺している。

災害もそうだ。

ニュース映像を見るたびに、
恐怖は感じるものの、
「あんなことが起きたらどうしよう」
と、漠然と感じるものの、
どこか他人事なのだ。

でも、日常的に見ることのない弔旗、
災害の知らない町での弔旗、

今、世の中で起こっていることは、
現実なのだ、と知らしめる。

「故郷は、失ったものにしか、その大切さはわからない」

本当の悲しみは、多分わたしにはわからない。

でも、この風に靡いていた弔旗を、
ずっと心に刻んでいきたい。

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