当たりまえのことなんだけどね。
最近、家の周辺で住宅工事が盛んに行なわれている。
陽気な話し声や、打ちつける音で賑やかしい。
日に日に家の形を為していくの面白い。
特に屋根が付いてからは、
進み方も早くなる。
一番時間がかかっているのは、
やはり土台なのかもしれない。
確かに、いくら上物が立派でも、
土台がしっかりしないと、
崩れてしまう。
柱だって、真っ直ぐ立っていなければ、
家が傾いてしまう。
当たり前のことだ。
そして、それはわたしたちの活動にもいえる、
当たりまえのことなのだ。
でも、この当たり前のこと、
案外自分では気付いていない。
自分という土台がしっかりとしていないのに、
スキルや知識という重すぎる上物で、
自分が傾いてしまっていることもあるのだ。
あっという間に崩れてしまうこともある。
だから、
新しい知識やスキルを取り入れながら、
しっかりと自分の土台をしっかりと確認し、
強化していかなければならない。
でも、自分の土台ってなにだろう、
自分の基礎ってなにだろう。
それを考えることをが、内省ではないだろうか。
お昼ごろになると、
工事の音は静かになる。
休憩時間には、笑い話も聞こえてくる。
外で働く彼らには、
コロナも3密も関係ないのだろう。
コロナが収束を迎える頃には、
新しい場所で生活を始める人もいるのだ。
これも、当たりまえのことなのだと思った。