変わっていくことと、変わらないことと。
ウィズコロナ時代の過ごし方として、
新しい生活様式の指針が発表された。
これを受けて、好くも悪くもSNSや世間が騒がしい。
内容をみていると、
ほぼほぼ、この1ヶ月の過ごし方だ。
正直、なーんだ、と思う。
当たり前のことだよね、って思う。
だって、もう多分、ウイルスは無くならない。
無かった頃には戻らない。
ワクチンが出たって、
治療薬が見つかったって、
感染するかもしれないし、
誰かに感染させるかもしれない。
インフルエンザだって、
風邪だって、
麻疹だって一緒だ。
もう、コロナウイルスというものが世に出てしまった。
だから、そのことを踏まえて生活するのは当たり前のことなのだ。
でも、それはウイルスだけではない。
わたしたちは、スマートフォンがない時代には生きられない。
テレビや電話がない時代を知っている世代でさえもそうだ。
好くも悪くも、新しいものが入ってきたら、
なかった頃の時代にはもどれないのである。
そうしてわたしたち人類は社会を作り上げてきた。
それは今も続いているのだ。
これからは
社会的距離、
外出時のマスク着用、
入店前後の消毒などが、
当たり前の社会のマナーやエチケットになっていくのかもしれない。
その中で変わらないものもある。
それは自分の中にある価値観だ。
本当に大切に思っていることは何なのか。
本当に守りたいものは何なのか。
本当に信じられるものは何なのか。
思えばこの1ヶ月も、それほど大変でもなかった。
オンラインでセッションも出来た。
友達とも会って話せた。
いつもより多い休日を過ごしていた感覚だ。
オンラインでもリアルでもやっていることは変わらない。
いつでもどこでも、友達たちと語り合うことは出来る。
そして、指先一つで、このブログを書いている。
わたしの生活様式は、これから変わらない気がしている。