卒業

緊急事態宣言が、全都道府県で解除された。
吹き荒れたコロナの風も収束してきたようだ。

でも、わたしたちは知ってしまった。
どこにいても、決して安全ではないと。

そして学びとった。
自分たちの暮らしや生活を守る方法を。

その中で見出してきた。
本当に守りたいものは何かということを。

好くも悪くも、モノゴトには必ず終わりがある。
でも、それはただの終わりではない。
新しいときを迎えるための終わり。

それを卒業という。

新しいときが始まれば、
二度と戻ることはできない。
仮にそこに戻っても、違和感を感じるだろう。

新しいときにあわせて、
わたしたちはすでに成長しているのだから。

新型コロナウイルスは、時代を変えてしまった。
わたしたちは、もう以前には戻れない。
わたしたちは卒業したのだ。

そして新しい時代はすでに始まっている。

どんなものごとにも必ず終わりがある。

いつもの場所に違和感を感じ始めたとき、
何か窮屈さを感じ始めたとき、
どこか無理をしていると感じたとき、

卒業のときを迎えているのかもしれない。