先が見えすぎる時代

SNSの普及、IT技術の進歩で、
わたしたちは、好くも悪くも、
多くの情報をいつでも得ることが出来る。
情報過多の時代で生きている。

そして今は、情報が見えすぎる時代だと思う。

でも、その情報は、
時にして、わたしたちの
気持ちや行動を制限してしまう。

子どものころ、
わたしは作家になりたかった。
新人賞を目指して、
ひたすら書いていた。
賞を獲れば作家になれると思っていた。
本を出す仕組みなんて知らなかった。

知らなかったからこそ、夢中になれた。

本の仕組みが少しわかったとき、
どこかでムリだ、という思いがあった。

新人賞を獲るなんて無理だ。
出版社に採用してもらうなんて無理だ。
自費出版なんて、お金がかかること無理だ。

本をだすためのプロセスを知った。
先が見えすぎた。
壁が見えすぎた。

でも、情報は新しい可能性にも気づかせてくれる。
電子書籍という方法がある。
オンデマンド出版という新しい方法も生まれた。

まだ壁は見えていない。

だから、まだ書けるのかもしれない。

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