凪のとき

凪のとき

春先からの新型コロナ騒動と、
特に長い梅雨のせいだろうか、

自分の中で、何かが滞っていた気がする。

でも、これといった事柄は無い。
目指す方向も見えている。
少しずつだけど、準備もしている。
焦っているわけでもない。
それに以前ほどの迷いもない。

でも、この停滞感はなんだろう。

それがずっと謎だった。

でも、その感覚を言い表す言葉が見つかった。
それが「凪」だ。

風がなく、穏やかな状態、
無風状態だ。

思えば、わたしはこれまでずっと、
何かの風に押されてここまできたのかもしれない。

それは「紅蓮色の情熱」の時代に、
そして、新しい働き方を選んだときに、
そして、自分の言葉遺していこうと決めたときに、
それぞれの風がわたしを押し続けた。

わたしはその風に乗り、ここまできた。
嵐もあった、順風なときもあった。

でも、今はその風もやみ、
わたしの海は凪いでいるのだ。

それはそれでいいことなのかもしれない。
でも、このまま、ずっと漂っているわけにはいかない。
この凪の時には、なんとか漕いでいかなければ進まない。
それにきっと、もうすぐ次の風が吹いてくるはず。

でも、もう少しだけ、
この「凪の時間」を楽しみたい。

そう、もう少しだけ。。。