「すごいね」それってどういう意味?

「それって、どういう意味?」

例えば、個人事業を始めたとき。
初めて出版したとき。
ひとりでニューヨークへいったとき、
周囲の人たちから
「すごいね」
って、よく言われた。

多分、褒め言葉だと思う。
わたしも無意識のうちに使っていると思う。

でも、どこか違和感を感じた。
素直に喜べなかった。

実はその奥に、
半ば呆れ顔で
「よくやるね。」という揶揄が入っているのを、
心のどこかで感じていたのかもしれない。

すごいね、を漢字で書いたら、
「凄いね」になる。
改めて漢字の意味を調べてみると、
「凄」には、
すさまじい。ぞっとする、という意味や、
程度がはなはだしい、さむい。ものさびしい、という意味がある。

褒め要素は一つもない。

言葉の意味を漠然と感じていたのだと思った。

言葉には、ひとつひとつに意味がある。
言い回しは時代とともに変わっても、
本質はきっと変わらない。

これからは、「すごいね」ではなく、
「頑張ったね」「素敵だね。」「素晴らしいね。」と
応えよう。

そう思った。