言葉の力、元気づけのひと言

先日、眼科へいってきた。
1年に1度の検査と診察だった。
毎年、年も押し迫ったこの時期、
お世話になることになった。

ことの発端は昨年のクリスマス、
初めての出版と言う快挙を成し遂げたばかりのわたしに、
先日の健康診断の結果が届いた。

左の視神経に異状あり。

何かの間違いだろうとは思っていたが、
精密検査の結果、左の視神経が損傷、

緑内障の初期症状だと言われた。

それって、年のせい?

最近の研究ではそれもはっきりしないらしい。

幸い初期の初期だから、今から治療をはじめたら、
進行を止めることが出来るだろう。

そう言われた。

気持ちはまさに天国から地獄へ真っ逆さま。

でも、生きていかねばどうしようもない。

それくらいの心地で、点眼が毎朝のルーティンに取り入れた。

1年に1回、進行状態を見せてください。

そう言われ、

進行していたらどうしようという不安がずっと拭えなかった。

先日の診察では、多分、相当暗い顔をしていたと思う。

眼圧検査や詩や検査のあと、先生の診察があった、

「安定しているね。進行も進んでいないし。眼圧はもうちょっと下がったほうがいいかな」

「はい」

「目薬を出しておくから、無くなるころにまたきてください」

「はい。」

なかなか元気な声が出せないわたしに

「今日の検査、合格!」

医師の声が飛んだ。

思わず笑顔になった。

看護師も笑っていた。

わたしはどれだけ暗い顔をしていたのだろう。

そして、この言葉にどれだけ励まされただろう。

甘い言葉ではない。

耳触りのよい言葉でもない。

でも、そこには確かな力を感じる。

言葉の力とは、こういうことを言うのかもしれない。