自然科学に触れてみて
昨年から一念発起。
通信制の大学に入り、一から勉強をし直している。
モノを書くうえで、やはり専門分野は持つべきだ。
これは常々考えていたことである。
だから、大卒の学位がほしい。
そのためには、単位を取得しなければならない。
だから、毎日勉強しなければならない。
「すべきだ」「ねばならない」と、
自分を追い込んではいるけど、
本当のところ、案外この状況を楽しんでいる。
SNSの使い方やマーケティング、
カウンセリングを学んでいたときのように、
成果に繋げないといけない、とか
出来るようにならないといけない、とか
巧く使いこなさないといけない、とか
そういったプレッシャーはない。
物語の作り方やエッセイの書き方、
言葉の使い方や、表現技法を学んでいたときのように、
もっと上手になりたい、とか、
次はこれも覚えたい、とか、
そういった欲もない。
大学へ行こうと思わなければ手にすることもなかった自然科学の本。
いつもとは全く違う分野(言葉)に触れることにより、見えてくる新しい光景もある。
まだ学び始めたばかりの大学だけど、ただ学位を取るためだけの時間ではない。
単位を取得するためだけの学びではない。
一つ一つが、なりたい自分に近づくためのカリキュラムに違いない。