もうひとつのメガネ
最近、シニアグラス(老眼鏡)が手放せない。
100均で購入したものから、リーディンググラスなど、
読書用、勉強用、PC用と使い分けている。
先日のセッションで、わたしたちは心にメガネを持っている、
という話題になった。
それは、他人目線というメガネだ。
自分のことなのに、他人の目線で判断してしまっている。
例えば、
こんなことをしたら、世間から何て思われるだろう。
こんなわたしは、みっともない。
ちゃんとしなくては、きちんとしなくては、
でも、
世間って誰のことなんだろう。
誰から見て、みっともないのだろう。
それは、自分自身の基準なのだろうか?
では、
何を基準に?
誰の価値観を基準に?
いつの間にか、顔も知らない誰かの基準で、
いつの間にか、姿もない何かの価値観で、
誰かの目線で
自分自身をジャッジしていたりする。
ただ、そのメガネ、
決して悪いものではない。
自分を客観視したり、俯瞰したりすることも、
ときには必要。
でも、目線は自分に合わせることが大切だ。