自分の感情との付き合い方

わたしは、子どもの頃からずっと、

感情で生きてきた気がする。

理性では分かっているのに、

感情が先に出てしまい、

頑固になったり、

ワガママを言ったり、

自分の感情を優先させて生きてきた。

そういうわたしに、両親は手を焼き、

姉と妹は、呆れて見ていただろう。

今でも、そういうところはある。

考えている通りに、

身体は動いてくれない。

感情が先に出ると、

ガマンが効かなくなる。

わたしの短所だと思う。

どうして、もっと冷静になれないのだろう。

理性を働かすことができないのだろう。

なんて、ワガママで天邪鬼な人間なのだろう。

ずっと思っていた。

自分の感情で、好き勝手をして、

その結果、周りの人を振り回してきた。

そして、感情に流されないのが、

大人の姿だ、

そう考えていた。

成熟した大人は、自分の感情をコントロール出来る。

感情に振り回されることなく、理性をちゃんと働かせる。

感情が先に立ってしまうわたしは、

まだまだ未熟なのだ。

そう思っていた。

でも、最近気づいた。

人は感情で動く人間だ。

そして、感情をコントロールするということは、

感情を抑え込むことではない。

争わず、押し殺さず、隠さず、誤魔化さず、

理性の働きを巧く利用しながら、感情の暴走を制御する。

どんな感情も、一旦手放すことができれば、

それは空気中に溶け込んでいく。

どんな感情も、次第に薄れていく。

決して自分の中に滞ることはない。

そして感情は、書くことにより手放すことができる。

それが感情をコントロールするということではないだろうか。

でも、ときには激しい感情の波に身を委すことがあってもいい。

泣きたいときには泣いて、理不尽なことには怒る。

そして心の底から笑ったり、嬉しい声をあげたり。

そういう自分は、今を生きているんだ!と実感できたら、

これが生きるということだって思えたら、

ころころ変わる自分の感情を楽しんでみたらいい。

どんな波でも楽しむことができるサーファーたちのように。

感情に流されずに、感情の波に乗ろう。