ヘタレなわたしが、虚勢を張って生きている理由。
ヘタレなわたしが、虚勢を張って生きている理由。
それは、自分が何のために生まれてきたのか知りたいから。
悩みながら、迷いながら、生きてきた人生の半分。
成しえたことも、成しえなかったこともある。
手に入れたモノも、手に入れることが出来なかったモノもある。
あきらめた夢もある。
それでも、今こうして生きている。
人は確実に終わりに向かって進む。
心も身体も、日に日に変わっていく。
それを毎朝実感する。
でも、ただ時の流れるままにいたくはない。
未来を手放したわけでもない。
まだ、何かできるはず。
これからだって、何かを遺せるはず。
家族や家庭を作らなかったわたしは、
成すべきことが他にあるのかもしれないと、感じるから。
そして、それを成すために、
何を犠牲にしても、必死になれる時間が「今」だと思えるから。
そして、この「今」が、わたしに与えられた最後の時間だと、
思えるから。
今、わたしが手掛けていることが「成すべきこと」かどうかは、
最期まで分からないかもしれない。
それでも、わたしは「これを成し遂げた」
そう思えたら、
きっと、わたしはこれを「成すために生まれてきた」
そう言える気がする。
そういう人生でありたいと思うから、
今は、何に対しても、自分に対しても虚勢を張っても頑張るしかない。
そう思っている。