自分に問いかけながら書く書き方講座(セッション)を始めます。
自分に問いかけながら書く書き方講座(セッション)を開始します。
発信をサポートし始めて、一番最初に気付いたのは、
それぞれの書く文章の表情についてでした。
表情が見える文章もあれば、全く見えない文章もありました。
その次に気付いたのは、それぞれの文章によく使われている言葉や漢字でした。
文章に見える言葉や漢字が、表情となって表れているのだと気付きました。
ところが、書き手の当の本人はあまり気付いていないようでした。
それで、言葉カードを並べて、気になる言葉を拾って貰いました。
言葉を選べる人、選べない人、さまざまな反応がありました。
価値観や感じ方、何が頭に浮かんだのか、それを表情に表したのは、
やはり言葉と漢字だったのだと確信しました。
でも、言葉の選び方や使い方は人の数だけ違います。
言葉カードは体験者が増えるごとに増えていき、
とうとう1000枚を超えました。
同じ言葉でも、職種や環境によって、言い回しも用途も違います。
例えば「お母さん」「ママ」「おふくろ」「かあちゃん」「ババア」(これは問題外)
いつも、母親のことをそう呼ぶ人もいれば、奥さんのことをそう呼ぶ人もいます。
言葉で感情を読むには限界がある、そう感じました。
そこで、もっとシンプルにしたのが、漢字です。
漢字をそれぞれのカテゴリーに分け、一覧表(117診断表)を作成しました。
その中で、好きな漢字、嫌いな漢字、気になる漢字を選んでもらうと、
言葉よりもはっきりと、その人が今思っていることが表情に出てきたのです。
それを本人に問いかけると、本人にも明確に映った様子。
ここで、漢字117診断が確立しました。
でも、それは、表情を写す鏡のようなもの。
それ以上の言葉は出て来ません。
そこで、思いついたのが、
では自分で書いた(選んだ)言葉について、本人に問いかけてみたらどうだろう。
その表情はほころぶのか、曇るのか、歪むのか、輝くのか。
そして、それはどんな言葉で表されるのだろう。
そして、そこに書かれた言葉は、読み手にどんな印象を残すのだろう。
それが、自分に問いかけながら書く書き方講座を考えついた理由です。
ただ、先に記したように、自分の表情は自分では見えません。
そして、気持ちのちょっとした動きも、自分では気が付きにくいです。
また、それも先に記したように、
言葉の持つイメージも、その言葉から連想するモノゴトも人それぞれです。
同じように言葉かけをしても、それぞれの反応があります。
そして、その反応こそがその人のパーソナリティであり、
そこに表された表情がアイディンティティではないか、と考えました。
それを言葉で表現できれば、自分の表情がより明快になっていきます。
そして、明快に書けば書くほど、読み手にも明快に伝わります。
今まで足りていなかった部分を知ることもできます。
これが、問いかけ集を作ろうと思った理由です。
この問いかけ集、すでにセッションでは何回か使用しています。
今年の言葉の化学講座でも使っていました。
参加者や受講者の方からは、
・曖昧にしか書けないところと、はっきりと書けるモノゴトが明確だ。
・なぜ、いまあの頃のことを思い出したのか不思議。
・やっぱりわたしの原点はここにあったのだ。
・これまでの思いばかり書いてしまう。
・夢やきたいすることばかり出てくる。
など、いろいろな反応を耳にしました。
でも、一方で。
・そう問われてもなかなか言葉が出てこない。
・何も思いつかない
そういう、副反応も耳にします。
でも、例えば
「誰に伝えたいですか?」
は、出てこなくても
「お誘いしたい人はいますか?」
と、変えてみると
ある人の顔が脳裏に浮かんだ、ということもありました。
文章を書く人、特に何かを伝えたくてブログを書いている人に、
必要な思考ではないかと思います。
それが、自分に問いかけながら書く書き方講座を開催する理由です。
参加方法は簡単
事前にお申込みいただいた方に、ワークシート(問いかけ集)
を送信します。
それに応えていただき、返信していただきます(写真可能)
その応えを読み、次の問いかけ集を送信します。
また、それに応えて送信していただきます。
その応えを読んだあと、言葉の持つ意味やイメージ、
ブログ記事にする方法オンライン(Zoom)でフィードバックをさせていただきます。
一つの問いかけから、また次の問いかけが生まれます。
問いかけていけばいくほど、より明快になっていきます。
講座は、1回きり(単発)でも、連続でも受け付けます。
とりあえず、興味のある方は、問いかけ集サンプル・お申込み方法は、
こちらをご覧ください。
https://wpwpwp.be/wp-content/uploads/2021/10/問いかけて書く講座、お試し版.pdf