著作権セミナー、無事終了です!
わたしは法律の専門家ではありません。
文化人でも芸術家でもアーティストでもありません。
そのわたしが、
モノ書きの端くれとして、自分の想いを言葉で表現して発信するものとして、
伝えたいこと、知っておいてほしいことがあります。
その想いで今回挑戦したのが、オンラインでの著作権セミナーでした。
今回お話しさせていただいた内容は、次のとおりです。
1.著作権の基本
2.著作権が侵害されたときの対応
3.著作権の新しいルール
4.案外身近な著作権
セミナー前半では、著作権の基本では、著作権制度と著作隣接権について説明をいたしました。
著作権制度は「自分の考えや気持ちを作品として表現した著作物を、
創作した著作者に対して法律に与えられる権利」です。
それは、創作した人の想いを踏みにじらないように、
そして創作物を護っていけるように、定められています。
また、「著作隣接権」は、作品などを世の中に広く広めていくために定められた権利です。
私たちが日頃エンターテイメントとして楽しむ映画や音楽、テレビなどはこれらの権利について護られています。
また、著作権の侵害にあったときの対処法などについても
お伝えしました。
また、後半では、著作権の新しいルールと私たちの身の回りにある著作権や著作物についてお話ししました。
CCライセンス(クリエイティブ、コモンズ、ライセンス)やフェアユースなど、
自分たちの著作物を世の中のために、広く公正に使用してもらおうというのが、新しい考え方です。
また、インターネット技術が進み、SNSが日常になっている今日、
写真などもダウンロードやアップロードが容易にできる日常、
自分で撮った写真、ブログや投稿文章、全てが著作物です。
また、新聞や地図など、何気に目にしているもの全てに著作権があります。
それらの権利を守ることが、使用する側の義務でもあると思っています。
今回のセミナーは、オンラインで90分という設定だったので、スライドを60枚準備しました。
わたし自身、話しながら、参加者さんの意見を聞きながら、たくさんの気づきがありました。
1人でも多くの方に、著作物という、わたしたちの文化資産に触れていただき、
より豊かな人生を過ごしていただければ、嬉しく思います。
企画していただいた、朝活@富山の永吉さん、
参加者の皆さま、ありがとうございます。
12月31日まで動画でご視聴いただけます。
興味のある方は、こちらからお申し込みください。