モノ書きと本

ブログって、

思いつきさえすれば書けるけど、

やっぱり「まにまに」はなかなか書けない。

同じ書くでも、全然違う。

その違いは、内容とかではなく、

ボリュームとかでもなく、

書き方や文体とかではなく、

はっきりとは言えないけど、

その違いは、あえていうなら、

「本」かそれ以外のものかっていう違い。

「ときのまにまに」「紅蓮色の情熱」は、

わたしにとっては「本」なのだ。

そして、それは読み手の違いではなくて、

わたしの、書き手の違いなのかもしれない。

わたしのブログを目にしてくれる人とか、

ときのまにまにを手に取ってくれた人には、

どちらもわたしが書いた、わたしの言葉だから

大きな違いはないかもしれない。

だから、わざわざ出版なんてしなくても、と

思うかもしれない。

でも、わたしの中で本とブログは違う。

あえて言うなら、

わたしが誰かのブログを見つけたとしたら、

それは偶然の出会いだ。

そして、本屋で見つけた1冊は、

必然の出会いだと思う。

それくらいに違うのだ。

それは優劣の問題ではない。

良し悪しとかの問題ではない。

書く側が一方的に持っている矜持、

それは自己満足の域に過ぎないけど、

簡単には書けない。

ストーリーを言葉にするだけでは終わらない。

ページ数が埋まればいいものではない。

モノ書きの端くれに取って、

本と、不可侵な存在、畏敬を抱く存在、

そして、永遠に憧れる存在だ。