文章が、いや、言葉遣いが、 あなたのイメージを決めると言っても決して過言ではないのです。
文章にも品格があります。
わたしが考える品格のある文章とは、
言葉遣いが正しいこと、
ある程度の知識と教養を感じ取れる文章であること。
分かりやすい文章であること、
内容の整合性が取れていること、
その人の魅力が溢れていること、
などを挙げることが出来る。
確かに、SNSでもブログでも、また著書でも、
ちょっと目を惹く文章、
魅力的な文章には、やはり品を感じる。
でも、
言っていることは分かるけど、この言葉遣いじゃねー。
とか、
立派なことを言っているけど、自分はどうなの?
って思ってしまう文章には、何かが欠けている。
教養や知識の薄そうな人に仕事を頼みたいだろうか。
書いていることがチグハグな人に、何かを任せたいと想うだろうか。
上目線の自慢話しかしない人に、愛を感じるだろうか。
その人となりがわかっている場合はまだいい。
お客様それぞれの顔を思い浮かべながら、
その人のことを想って、想って、想って。
汗を絞って書いている人もたくさんいるだろう。
でも、少なくともSNSやブログに文章を載せている人って、
不特定多数の人にも読んでもらいたいと思っているはず。
ましてや、何らかの活動やサービスをしている人は、
なおさらだ。
文章が、というより、
言葉遣いが、あなたのイメージを決めると言っても過言ではない。
でも、ただ書いているだけでは、何も変わらない。
意識を変えてみる必要がある。
例えば、
曖昧な、どちらにも取れる表現を使っていないだろうか。
分かっているのは自分だけ、ってことはないだろうか。
ちゃんと結論づけているだろうか、など
読者の目線で読み返してみる。
また、ストレートすぎないだろうかとか、
同じような言葉ばかり使っていないだろうかとか、
あえて不必要な言葉を入れて、
かえって分かりにくくなっていないだろうか、
もっと他の言い方はないだろうか、と考えてみる。
その小さな繰り返しが大切だと思う。
品格のある人に、品格のある言葉が宿り、
品格のある言葉づかいで、品格を作り上げることが出来る。
それを信じている品格不足のわたしとしては、
自分の品格を上げるために、
品格のある言葉遣い、文章を書くことに励むしかない。
わたしは、最近、文章の品格に意識を置いて
書いている。