何かを生み出そうとするとき、わたしの内外はカオスとなる。

最近、わたしの部屋は、混沌状態になっている。

わたしの思考も、混沌としている。

生活において秩序というものは、全くない。

最高に居心地が悪く、眼をそむけたくなる部屋で、

嫌悪感を覚えるほどの自堕落な自分自身。

でも、心のどこかでそれを許容してしまっている自分がいる。

だって、今は生出期。

ようやく、新しい物語がカタチになりつつある。

何かを生み出そうとするとき、わたしの内外はカオスとなる。

起きている時も、寝ている時も、

食べているときも、お風呂に入っている時も、

通勤途中も、

ずっと、物語の世界に入っている。

その世界にあるいろいろなモノを探している。

その世界にいる、多くの人の姿を探している。

それは、以前読んだ本のなかにあるのかもしれない。

それは、以前見た景色のなかにあるのかもしれない。

それは、以前聞いた言葉のなかにあるのかもしれない。

それは、以前最近見たドラマの中にあるのかもしれない。

そうして、わたしの机周りにはいろいろなモノが積みあがっていく。

身体がたくさんのエネルギーを必要としている。

いつも以上にお腹も空く。

1冊目を書いたときもそうだった。

2冊目は、間を空けずに書いたので、この状態は長く続いた。

何かを生み出そうとすると、相当な集中力を要する。

それがカタチになるまではある程度の時間もかかる。

だから今はしょうがない。

もう少しの間、我慢するしかない。

この混沌とした部屋がすこしずつ片付きはじめたら、

まだ真っ白な原稿用紙も少しずつ埋まっていくだろう。

そう考えると、この状態もそう悪くはない、と思えてくる。