心理学って、他人の心理を学ぶことではなくて、 自分の心理を学ぶということ。
心理学を学び始めて、つくづく思うこと。
心理学って、他人の心理を学ぶことではなくて、
自分の心理を学ぶことだということ。
最近は、これまでの自分の気持ちや感情が、
より明確に蘇ってくる。
それは必ずしも好い感情ではない。
何故、今頃になって、と最初は感じていた。
でも多分、テキストで読んでいる様々な
心理現象や言葉に触発されて、
過去の出来事が事象となって蘇ってくるのだろう。
そう考えることにより、
少し客観的に、モノゴトを見ることが出来る。
ざわつく心も、少しは宥めることが出来る。
また、事象として現れない思いは、
言葉となって出てきている。
誰でも心のうちに数えきれないほどの思いを秘めている。
その思いは、自分で思っている以上に複雑に絡まりあっている。
心理学を学んだからといって、それをすべて解くことはできない。
また、一つ解けたとしても、またすぐに新しい絡まりが生じている。
それを見続けることが、心を学ぶということなのかもしれない。